久しぶりに更新を。
8月に年休を消化すべく5年ぶりに富士登山をしてきてから
なんと言うべきか、仕事に全く身が入らず、
「とにかく登山をしたい」という衝動に駆られて先週末に焼岳に弾丸日帰りをしてきた。

普段、結構慌ただしい仕事の中、話し声とか電話とか車の運転とかでとにかく喧騒としていて
「久しぶりに登山でもして目標達成感とか、日々の運動不足でも解消するか」
と簡単に考えてたのがなんか大きく変わってしまった感じがしている今。


初めての登山が富士山で、しかもただのツアー客として行った時は、
登りはとにかく登山渋滞やツアー客に合わせる待ち時間が多かったせいか
「早く登頂してご来光拝んでみたいな」「待ちが多いから別に辛くもない」
とか思いつつつ、下山で先の見えないほど長い地獄見たのが良い思い出で
「まぁ、日本人の心富士山登ったし、良い思い出補正かな・・・」
と思ってたんだけども

8月のソロ登山が苦しくも、終始楽しく下山まで過ごしたことを感じたことが
今にもずっと響いてきているんだなと改めて感じている節がある。

富士山の全5ルート中最も登山者が少なく、一番ポピュラーな吉田ルートの10分の1しか
利用者がいない御殿場ルート。
なんとういうか、本当に辛く険しく楽しいルートだったことかと・・・。

一番過酷であったが故のひと気の無さ。
久しぶりにあんなに静寂の中で佇んでいた時の感動はもう他では味わえなかった気がしている。
あの時、標高3000mで未だ山小屋も見えず、セブンのピザパン食った時の感動ったらもう無かった。
7時間かけてやっとついた山小屋で初めて見た影富士を眺めて飲んだビール。
頂上で湯を沸かして、食べたカップヌードル

いろいろ語りつくせない感じはあるけど
日々の喧騒とした生活を逸脱して過ごした時間が5年前の退屈だったツアーとは全然違ったのを感じられた。

普段、パソコン触ってガチャガチャ喧しい生活に身を置いてるってのが、今は苦痛でしかなくなっている。
本来はもっと自然に身を置いて生活してる方が性にあってるのかもしれないなって思い直した瞬間でした。

今のシーズンが人気も少なくて、気軽に登山できる本当にいい時期なのだろうなと思うともう次の目標に向けて予定を立てたくてしょうがない。



多分、今はまだ初期衝動のようなもので、
「もう登山はいいよ」「一回痛い目見たし」
みたいな経験もきっと生まれてくるだろうけど、このブログの備忘録として
1年先、数年先、思い返したその時に、どう思っているのかを改めて確認したいかと思い、ここに書きておきます。
飽きっぽいし、基本的に身体動かしたいとか思ってないだろうけど・・・。
書き記してる今はとりあえずライフワークに加えたいなって思ってます。