先週末土曜日のことですけど、急遽スノボ行ってきまして、その反動でか日曜休みに何も出来なかった反動もあり、月曜の時点で「あぁ、休み欲しいなー」と思って滑り込みアウトな火曜日の今日は有休頂きまして。


前々からメンバーに前評判を貰ってた篠房六郎の「百舌谷さん逆上する」をいよいよ読了し満喫した1日だったかと。

この漫画、一冊に2時間近く掛かるくらいに文章が多くて物凄く体力消耗するけど、ここ数年漫画読むことを放棄してた中でもかなり面白いんじゃないかと思う。
元々のキッカケでメンバーと漫画の話になったのは伊藤計劃だった所為か、内容的にもやはり込み入ってくる。というか構成とか言葉選びが素晴らしく良いです。
あの辺のちょいとした筆者・作者の生き様から得てきたサブカル臭い名言の言い回しが何処ぞの自己啓発を謳った感じの某作家の小説とかよりもストンと腹に落ちてくる感じであって凄く好印象で共感深くて、でも「某作家よか人を選ぶ言葉だろうなぁ」と思ったり。

この漫画もおそらく人を選ぶ部類に入りそうなタチの漫画。
言葉で括るなら「なんか生きにくい人」に向けた感じだろうかしら。

何で、いつの間に、
自分もソッチ側の人間としてだろうか?とかチョイチョイ思うこともままあってか、その冒頭のスノボ行ったメンバーは寧ろ真逆な立ち位置の人たちが多くて。
「僕の中でワンピースはまだルフィとクロコダイルが戦ってるとこで止まってるんすよね(笑)」って自虐してみたら全力で怒られました。

人に寄りけりってのは凄く都合の良い言葉になるから使いたく無いけど、もう自分的にそこで完結しててなんら問題ないやって思えてしまってる辺りがもう色々ヤバいかと。
某巨人漫画とかも一切読んでないし、いよいよ好きな漫画ですら話す人をこちらから吟味しないといけないのかなと考える羽目になって来ました笑

いや、きっと読んでないだけで面白いんだとは思いってます。
ただ、怒られてでも今すぐ読んで人に追いつくべきものでもないかなって思ってるだけですきっと。

こちらはこちらで、面白いのを見つけちゃったから10年くらいラグがあっても日常的にはなんら支障ない筈ですよ。
ただ、まぁ…絶対数が少ないだろうから、たとえ面白くとも売れないんだろうなあと思うけど。

そんなことを1日掛けて思いました。