Aphex Twin 「Syro」が13年振りの沈黙からのリリース。
リアルタイムでリリースのタイミングで聴ける日が来るとはホントに思わなかった、結構な感動。

僕にとっては高校時代に見てたミュージックチャンネルでゲストの木村カエラがダンスミュージックのMV紹介で「Window Licker」を知ったのがキッカケだったはず。

妙に気持ち悪い映像にマッチしたビートとウワモノが凄く怖くて、「怖いけど、、。怖いもの見たさみたいな感じが何かゾクゾクして良い」とかなんとか思いながら聴いてたはず、実際気持ち悪いしね笑

エレクトロニカの金字塔とはよく言ったもので、実際のダンスミュージックの入り出しはアンダーワールドだったけど、昨今でもエレクトロニカの入り口は彼で良いと思う。邦楽エレクロニカにも相当な影響を与えたであろうし、今の趣向の拡張は彼のお陰ですね。

13年のブランクからの待望の新作。一通り聴いてみたが、当時の時間に戻されたかと思う。
悪く言えば殆ど代わり映えが無い。今のシーンから考えると結構古いまま引き継がれた様な感じ。
とは言え、良くいえば当時から好きだったものをようやく形にしてくれて期待通りなのが嬉しかった。


このまままたブランクを空けるとは思いたくない。
あの当時に別名儀やらシングルやらコンテストでフルボッコした時のストイックさから考えて、曲のストックは多分500曲位あると考えても然程おかしくはないはず。
それを当人は只のゴミ音源と思ってたとしても、リスナーは待ってる。

余談ですが、HMVで予約したんだけど、特典のピンバッジ結構期待してたんだが、HMV店員はスタッフが着けてたピンバッジかぁと思ったら「これ、スタッフ特典のピンバッジで非売品なんですよー」と言われた。一般特典の5倍位デカいサイズだった、羨ましい笑

その後、店員とちょっろと談笑したんだけど
店「Aphex Twinめっちゃ好きなんですよー。さっきちょっとだけ聴いたんですけど、アンビエントでしたねー。」
俺「そうすかぁー。。(もうちょっと違う言葉があるんじゃないかなぁ笑)」

個人的にはハウスがしっくりくるかな。