久しぶりに日記を書こうと思う、けどサックリとは終われない気がする出来事でした。
長年お世話になっていたバンドのAureoleのラストライブに行ってきた。
東京・渋谷も結構久しぶりな感じでずっとライブを見ていた東京の方々やバンドの友人も沢山いて
「みんな来てて、今日は同窓会みたいだ。」と口を揃えてた。


本当に良いライブだった。
丁寧かつ楽しそうに演奏するのを見て、やっぱりこの人達はすげープレイヤーが集ったバンドなんだって最後の最後に改めて感じた。


もともとAureoleを知るキッカケになったdownyと同じベクトルにいるバンドだなと思って好きになったけど
このバンドが作る楽曲は他のバンドより面白い要素が沢山あって、特に森さんのポップ過ぎずキャッチーな歌が好きだった。
一つ一つの自分でも歌える位好きだから、リクエストで「Diapause」を初めて最後にやってくれて本当に嬉しくて口ずさんでた。


やっぱり歌詞が印象的なのは歌うのも思考を巡らすのも面白くて「World As Myth」の
「黄金のスパイスを振る 幸を呼ぶ」とかは自分以外にも何かしらテンションが上がるカンフル剤のようなキーワードがワクワクしてしまうんだと思います。
Aureoleを初めて好きになった「Windfall」や今回ラストに飾った「Disappear」も楽曲・歌・詞を含めてのラストの演奏だったんだなと。

今、一晩明けて、やはり昨日で最後なんだっていう実感はまだ全然湧いてなくて、また復活して欲しいなんて事も当然思ってますが、逆に復活はしない方が綺麗でいてずっと思い出に残っていくものだと考えてます。


間違いなく自分の中で一生に残るバンドです。
そんなに音楽は手広く聴けないし、人から勧められるものよりも自分で出会ってきたものは大事になる。

今度出す予定の新譜は、そういった過程を沢山培った中で自然と浮かび上がって来た歌詞が盛り込んであります。
自分含め、今まで何を聴いてきたかとか何を以って価値観を重んじて来たかっていうルーツとかキッカケになった音楽って人それぞれにあるんだろうなと思うと、Aureoleみたいに特別な入れ込みがあった何度も言う事ですが本当に素晴らしいバンドだったのだと思います。
俺にとってずっと一番身近に感じつつ、一番遠い先にある存在なバンドでした。

森さん、彩子さん、中村さん、たくみさん、香さん
それから旧メンバーだった岡崎さん達含め、新メンバーのtsubaticsさん
長いAureoleの活動9年間お疲れ様でした。
解散はしてもきっとiPodにはずっと入りっぱなしで、このままずっと聴いていきます。